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創作日記

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更新「マリアの青」

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更新「マリアの青」

(ネタバレありますよー)
す、すみませんー;
今回は更新した「マリアの青」について。
(こちらが本当の2話目です。前回までは「逆行」という1話を2回に分けて出してただけです;すみません;)
たぶんすごいマニアックなところですね……5主とマリアさんのお話。(恋愛が入らないやつ)
この二人は奴隷時代一緒に過ごしています。
5主から見た彼女は、奴隷仲間の一人です。
最初から「親友の好きな人(恋人、伴侶)」ではなかったので、余計な相関をとっぱらったところから、気持ちを考えて、書いてみました。
青春時代……?というのが一番近いでしょうか。
浮気と言えるほど重くはないのですが、女性と意識はしている。それが心地よい……みたいな時期ってありますよね。
5主は、父の仇とか母親探しのほうが人生において最優先だった思春期なので、恋愛って言葉は頭になかったと思うんですが、マリアさんを見て「女の人ってキレイだな」くらいは思ってたと思うんですよ。
ミスチルの「LOVE」の歌詞がちょっと近い感じです。
『振り向けば、心の隅に君がいて
I want smiling your face いつもそれだけで
投げやりな気持ちが空に消えてくよ
でも”愛してる”とは違ってる
ちっぽけなプライドも遠慮もいらない
束縛やヤキモチはちょっぴりあるけど(←この一行は違う)
燃えるような恋じゃなく ときめきでもない
でもいいじゃない
それもまた一つのLOVE 』
恋ではなく、愛と呼ぶには違ってて、でも心がほわっとするんです。
(このへんを的確に表す日本語がなくて、もどかしい)
作者が自作品を語るって、痛いかもしれないんですが……今回は言っちゃいますね(笑)
好きなシーンがあります。
マリアさんが海上で、タルの小さな破損部分から、大きくて広い星空を見つめるシーンです。
大海原は「自由」ですが、同時に怖いところでもあります。
でも抜け出してしまった。もう前に進むしかない──と決意を新たにしているうちに、夜が明け、破損部分からは青い空が見えてくる。
あれがマリアのほんとうの人生の出発点じゃないかな、と思います。
(あ、もちろん、自分ちのマリア、ですが;捏造すみません;;)
自分で書いてて、印象深いシーンになったなぁと思います。



今回も読んで下さってありがとうございました。
明日も更新予定ですが、つなぎ部分なので、さらっと読んで下さればいいなぁと思います。

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