全く創作と関係ない話が続いてますが、ご容赦を。


人類の課題ですねー。
思想と差別。
世界で異変が起こると、必ずついてまわるやつです。

（うちの5小説でも悪役が＜疫病←ワクチンで大もうけ＞、なんて背景を書きましたが、あの世界は魔物がいるせいで人種差別はないのですね。その辺は平和……いや、同胞殺しがないってだけの事なんですが、単純だし、表向きはすんなり収まります）

本格的なパンデミックよりも、差別や禍根の方があとあと響く気がします。
有事の時、人が何を言い何を為たか、ってホントに大事で、百年先、千年先の未来を（もしかしたら）決めていくのかもしれません。



今日、ヤフーの記事で見たんですが、
日本から中国への支援物資の段ボールに「山川/異域・風月/同天」って書かれた一文があったそうで。






中国政府が何をやってるかは別として、市民の方々はすでに弱り切ってるわけで。

こういう支援は大事だと思います。

思うに、純粋に（思想は抜きで）、強い者が弱い者を助けるというのは、そんなに難しくないです。
でも弱い者が、自分より弱い者を助けるのは、かなり難しいです。




子供時代、よくあったんですよね。こういうの...
仲間内で誰かひとりを「バイ菌、バイ菌」って言って、「えんがちょー」って避けるの。
（実際、えんがちょ、なんて言ったことはないけどｗ）

あれの世界版が今、現実で起こってるんですね。
子供時代と違うのは、実際に菌があるかないかなのですが、わき起こる感情にそれほどの差は無いように思えます。

「傍へ来るな」と拒否する人、あるいは嗤う人と、「一緒にがんばろ」と寄り添ってくれる人と、どっちとお友達になりたいでしょうかね。

（※場所によっては「恩を忘れて仇で返す」、という歴史も存在しますけどね；；中国政府なんかは……おっと（黙）。偏りすぎずに、中庸大事だと思います）


ちなみに、「いじめ」ってなくならないと思ってます。
人をいじめるとき、快楽物質であるドーパミンというものが脳内で出るのですね。
いじめは快感なのです。なかなか抗えません。
こちらをコントロールしようと、前頭葉ががんばるのですが、基本、30歳くらいまでは人の脳みそは落ち着きませんので、若い方ほどいじめを抑制できないのです。

その上に、人種差別や思想が重なってくるわけです。

民族問題、集団心理、宗教なんてのもありますね。


争いの形は変わってきていますが、根本は同じです。

さて現在、世界はどのへんまで成熟してるんでしょうかね？
ひとりの天才や知識人がいるだけでは、どうにもならないほど、複雑になってきています。

偉い人たちががんばってるので、応援くらいしか出来ません。自分に出来るのは、小説を書くことぐらいです。（もしかして：能なし）

にっぽんは、敵を作るのか味方を増やすのか、衰退するのか豊かになるのか。


＋＋＋


日本の初動や船での対応はいろいろ言われてますが、初めての病気、初めての事態に、100％上手くやれることは無いだろうなと思ってます。
（せいぜい30％だろうと）
封鎖をしないことも、オリンピックのことも、政府の考えや決定を待ってる状態ですねー。

＞
誤解されそうなので付け足しておきます。
上の記事とは一部意見が反しますが、
自分は「なぜ入国制限しないんだろ？」と思ってます。
でも、それをしないということは……
それだけ日本経済が弱っているんだろな、と。
中国依存の方向はもうやめたほうが。



拍手ありがとうございます。