旅行いってきました1
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旅行いってきました1
一日目は移動のみ。長野県の上田の北を通ったところで就寝しました。
二日目は新潟県に入ります。
>(行ったところを>で表記します)
>春日山神社
>春日山城址
>林泉寺
上杉謙信様ですよ!!!(☆いきなり何だ、という書き方ですが、自分は軽い戦国歴女なため、お許しください)
春日山城です。毘沙門天です。
城址まわりの地形絵図をみたときに、「ああこれは落とせないな」と思いました。
(実際に落城は一度も無いです)
上杉さんは義に厚い、崇高な武将として認識しています(※みえんの戦国知識はあまり深くはありません)
野心からの領土を広げようとした戦いはなかったのです。自国の領土を守る戦いや、他の国を助けるために戦ってたんですよね。
その崇高さゆえに、天下を取れなかったのかな、とも思います。(跡目争いの影響も大きすぎた;)
しかし、「敵に塩を送る」というのは、徳の高い人にしかできないことなので、やはり尊敬するべき人物なのです。
文化センターに見学に行ったとき、バックに「天と地と」(邦画)のサウンドトラックが流れていました。
受付のお兄さんに「この曲大好きですよ」と言ったら、「ほぅ!」と驚かれましたw
映画は一度だけ過去にDVDで視聴したのですが、とにかく夜に降る桜が美しいのです。
桜の花びら一つ一つが、まるで人の魂のように自分の周りを舞って降りてゆく……ただ降る。降り注ぐ。自分はいないのと同じ。
視界が淡い薄紅一色になり、聞こえるのは自分の鼓動のみ。
ここでコムテツさんの歌詞入り「天と地と」が流れます……!
……ぐはぁ!!!(落ち着けみえんよ)
すみません;;
曲を知ってる方でないと、いまいち伝わりにくいですよね;;
話がそれちゃいましたが、上杉様やその家臣の方々の紡いだ歴史から在るこの地は、とても素敵な場所なのです。
男の生き様というのは、後世まで伝えられるものなんですねぇ。
男の生き様というのは、後世まで伝えられるものなんですねぇ。
+++
富山県に入ります。
>ほたるいかミュージアム
>ますの鮨ミュージアム
ここはほぼ食べただけですねw ますの鮨、大好物なんですが、器や葉っぱにこだわりをもって作ってきたんだなぁと工場見学で知りました。
ところで、この日は、4月30日でした。
平成最後の日です。午後からは車内のTVに釘付けです。
上皇様(この時点では天皇陛下)のお言葉を聞き、一息ついたところで温泉へと行きました。
平成三十年、長かったですね。昭和生まれなんですが、平成で大人になったので感慨深いです。嘘です。大人になりきれない中途半端な人間になってしまいましたごめんなさい(誰に謝ってるんだろw)
平成三十年、長かったですね。昭和生まれなんですが、平成で大人になったので感慨深いです。嘘です。大人になりきれない中途半端な人間になってしまいましたごめんなさい(誰に謝ってるんだろw)
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石川県。さぁ、観光もたけなわです。
こちらでは「まちのり」というレンタサイクルで市内をぐるぐるまわりました。足の筋肉死にます。でも激混みのバスに乗るよりはマシでしたので、痛い分、観光は満足でした。
以下は二日間かけて回ったところ。
>近江町市場
>尾山神社(前田利家公とその妻まつさんの菩提寺)
>長町武家屋敷(野村家)
>にし茶屋街
>妙立寺(忍者屋敷のような寺)
>金沢城公園
>兼六園
>鈴木大拙館
>伝統産業工芸館
>金沢文学館
>ひがし茶屋街
神社に行ったのが5月1日だったので、御朱印目当ての参拝者がわんさかいましたねー。
あれ、メルカリなんかで売りに出されたようですが、御朱印は本人が神社に行った印なので、他人が持ってても意味が無いんですよね。それどころか、神様に失礼なことをしてしまうので、売っても買ってもいいことが無いような気がします。
>西田幾多郎記念哲学館(郊外)
他は有名どころだと思うので、ここをぜひ紹介したいです。
一見、華やかな観光地の金沢ですが、哲学思想や文学をとても大事にする地域なんですね。
その昔、加賀百万石になるという時期に、積極的に江戸や京から文化人や職人を招いた前田様の功績だと思います。
その昔、加賀百万石になるという時期に、積極的に江戸や京から文化人や職人を招いた前田様の功績だと思います。
ちなみに、こちらの西田幾多郎さんと、鈴木大拙さん(金沢市内に館あります)はお友達だそうです。
西田さんは「善」の研究という本を発行され、鈴木さんは「禅」の概念を世界に広めた功労者です。
日本の心のルーツである、善と禅がここにそろっているのですねぇ。^^
西田さんは「善」の研究という本を発行され、鈴木さんは「禅」の概念を世界に広めた功労者です。
日本の心のルーツである、善と禅がここにそろっているのですねぇ。^^
哲学という分野において、日本で最初に唱えたのは西田さんと言われてるそうです。
世界的に有名な哲学者っていますよね。
館内にそちらの人たちのこともちょろっと紹介されています。
プラトン、アリストテレス、デカルト、ライプニッツ、カント、ヘーゲル、ジェームズ、ベルグソン。
こちらの八人は、端末でその思想が確認できるようになってます。
館内にそちらの人たちのこともちょろっと紹介されています。
プラトン、アリストテレス、デカルト、ライプニッツ、カント、ヘーゲル、ジェームズ、ベルグソン。
こちらの八人は、端末でその思想が確認できるようになってます。
思想の内容としては、
愛、本物、良いこと、生きる意味、未来、今、哲学、などについてそれぞれの考えが聞けます。
(ほんとこの辺の考え方は様々なんですが、自分はアリストテレスの思想に興味を持つことが多かったですね)
それらを踏まえて、我らの先駆者、西田さんが唱えます。
「周辺なくしていたる所が中心となる円」
と。
はい、これだけを抜粋してもわかりにくいですよね?
では、わからないついでに、もうひとつ、鈴木大拙さんのお言葉も追加で。
「心月というのは光明をまず月に譬えてみたのである」
んん?ますますわけわからーん。
と、なったところで、とどめに道元さんという方のお言葉を添えます。
「心月、孤円にして、光、万象を呑む」
...近くなってまいりました。
ここからは解釈が自由で分かれるところだと思うのですが、こちらの三人の御方は心を月(満月)のようにたとえているのだと思います。
円、という概念は美しいのです。
あまり語られることのない「円」ですが、日本の通貨の単位が「円」というのは、そもそも根本から美しいものだったなぁと感じるんですよ。
円によって隔てられる内界と外界に、壁は無いと西田さんはおっしゃりたいのかなと思います。
デカルトによる「我思うゆえに我あり」は個人が個人だけで満たされ、浮き立つような感がありますが、西田さんは個と外界に境界線は無く、真の自己とは環境との連動でしか存在いえないものと言ってい……るような気がします(※みえんの解釈です)
調和を重んじる、日本人らしい哲学だと思います。
令和になったこともあわせて、よい思想と出会えたなぁと感謝したい気分でした。
ところで……。
自分のペンネーム(もしくはハンドル)が望月三円なんですが……。
この名前にした頃は、もちろんそんな円の概念なんか知らなかったんですよ。どこからどう見ても「お月さま、大好き!」くらいの意味でしかない名前だったはずなんですが。(笑)
ここにきて、だいぶヒットな名前だったなぁと、昔の自分を誉めてあげたい気持ちになりました。
平行世界のひとつには、たぶんすごく素敵な自分が一人はいるはずなので、そっちの自分が脳波で伝えてきたのかもしれません。
なんにせよ、よかったよかった。と思う令和最初の出来事でした。^^
平行世界のひとつには、たぶんすごく素敵な自分が一人はいるはずなので、そっちの自分が脳波で伝えてきたのかもしれません。
なんにせよ、よかったよかった。と思う令和最初の出来事でした。^^
長くなったので、日にち分けます。
拍手ありがとうございます。
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